ZBrush → Substance Painter → Marmoset Toolbag → Unity

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ZBrushで作成したモデルをMarmoset Toolbagを介してUnityへ持っていったときのMEMOです。「ZBrush → Substance Painter → Modo → Unity までの記録」シリーズのSubstance Painterのところから、今度はMarmoset Toolbagへ持っていってみる流れです。

毎年1月になると、その年の抱負とともに3D彫刻関係の研究を始める癖があるようで、振り返ると2015年くらいからずっと言い続けてました。今年も...

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Substance PainterとMarmoset Toolbagの連携

Marmoset Toolbagのプラグインとして「Substance Painter Live Link」が紹介されてたので、そこから購入。

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今時点で最新の1.0.0.81をダウンロード

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解凍するとさまざまな3Dソフト向けのプラグインが。

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Substance PainterとMarmoset Toolbagのプラグインをセットアップ

解凍したSubstance Painterフォルダの中の「xolsplink」というフォルダを「ドキュメント¥Allegorithmic¥Substance Painter¥plugins¥」(win)に入れます。中の「license.lic」というファイルにライセンスキーを記述するところがあるので、テキストエディタで入力。ライセンスキーは購入後メールで届きます。

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Substance Painterを再起動して確認してみると、ハリネズミのアイコンが追加されており、開くと各ツール向けに書き出すためのパネルが開きます。

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次にMarmoset Toolbagのプラグインのセットアップ。同様にダウンロードして解凍したフォルダの「Toolbag」を開き、xolsplinkフォルダを、「c:¥Users¥{ユーザー名}¥AppData¥Local¥Marmoset Toolbag 3¥plugins¥」(win)に入れます。こちらは入れるだけでよさそうです。

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Toolbagを起動して、「Edit>Plugins>xolsplink」を選んで、「Xolotl SP Live Link」が現れればOK。

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Substance Painterのプラグインの方(ドキュメント¥Allegorithmic¥Substance Painter¥plugins¥)の「paths.json」内の「toolbag」キーの値をMarmoset Toolbagの「xolsplink」までのパス「c:/Users/{ユーザー名}/AppData/Local/Marmoset Toolbag 3/plugins/xolsplink」へ書き換えます。(おそらくユーザー名を直すだけ)

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実際に連携させてみる

ZBrush → Substance Painter → Modo → Unity までの記録(4) : Substance Painter – ベイク編」あたりまで作業したモデルを開いて、

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上記でセットアップしたハリネズミアイコンの「Live Link by Xolotl」パネルからSoftware、Rendererともに「Toolbag」を選んで、書き出し先のパスを適当に設定し、「Create All」を押してテクスチャを書き出します。

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Marmoset Toolbag 側にローポリモデルを読み込んでおいて、適当な環境(Sky)を設定します。

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「Edit>Plugins>xolsplink」を選んで、「Xolotl SP Live Link」パネルから「Update」を押すと、

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一気にテクスチャが割り当てられ、かなり楽に同期できました。書き出した場所とか何も言わずとも連携できてるんですね。

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Substance Painterでテクスチャを更新してみる

背中の文字を「猿」から「子猿」に変更してみます。そして、「Refresh All」または「Refresh Current」で書き出し直します。

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するとすかさず、Marmoset Toolbagの方のテクスチャも入れ替わり、更新も楽に連携できました。

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皮膚の材質変更もこんな感じで。

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Marmoset ToolbagからUnity素材として書き出し

Marmoset Toolbagについてはもう少し研究をつづけるとして、これをToolbagから直接Uniy書き出ししてみるとどうなるかをやってみました。(これはSubstance Painter Live Linkプラグインとは関係なく、Toolbag 3の機能です)

「File>Export>Unity Package」を選び、モデルの名前を設定して「Export」。

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Unityへのインストールに楽な.unitypackageファイルとして作成してくれます。保存先を指定して作成。

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読み込みたいUnityプロジェクトをUnityで開き、書き出したパッケージファイルをダブルクリック。

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そのまま「Import」を押して配置すれば、マテリアルもしっかり適用したモデルを読み込んでくれます。これまた便利な連携ですね。

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Marmoset Toolbag経由、だいぶ楽そうなので、もう少しこの流れを研究してみようと思います。