Unity – 読み込み編
Modoで作成したアセットをUnityへ読み込む際のMEMOです。
- ZBrush → Substance Painter → Modo → Unity までの記録(1) : 蟲籠式再稼働
- ZBrush → Substance Painter → Modo → Unity までの記録(2) : ZBrush – お試し編
- ZBrush → Substance Painter → Modo → Unity までの記録(3) : ZBrush – 書き出し編
- ZBrush → Substance Painter → Modo → Unity までの記録(4) : Substance Painter – ベイク編
- ZBrush → Substance Painter → Modo → Unity までの記録(5) : Modo – マテリアル設定編
- ZBrush → Substance Painter → Modo → Unity までの記録(6) : Unity – 読み込み編 ←このMEMO
Modoのバージョンは12で、Unityのバージョンは2018.2.17f1です。
MODO Material Importerのインストール
Unity Asset Storeから、「MODO Material Importer」をサーチして、そのまま「インポート」
csファイル一個をそのままimport
こんなアラート出ましたが、GoAheadで。
インストールされるとこんな感じで、Editor以下に「MODOMaterialImporter.cs」がインポートされます。
MODOから書き出し
Modoからの書き出しで若干迷いました。ファイルメニューからの書き出しではありません。この「ゲーム」アイコンをクリックすると「Game」パレットが開き、そこにFBXの出力があります。
「追加パス」にUnityプロジェクトの「Assets」フォルダ直下を指定します。FBXプリセットは「Unity Static」で。(「FBXプリセットを編集」内の「アクションを書き出し」が「アクションを個別のテイクへ出力」になっているかを確認。デフォルトですが)
「出力」か「別名で出力」を選んで書き出します。書き出し中のようなプログレスバーは出ないようなので無反応にも見えますが、書き出されているようです。
Unityで読み込み確認
Modoから直接Assetsフォルダ以下に書き出したので、Unityを再度アクティブにするだけで認識され、読み込み確認が行われます。
すると、、
Metallic value will be taken from the Smoothness texture’s red channel.
Material may not appear as expected!
See warning in Console for more details.
という警告が出やがります。Metallicのためのredチャンネルは、もともと作っていないので、この警告は無視してていいのかな?(なんかわかったら追記します)
Assetsフォルダを見ると
- FBXファイル(.fbx)
- FBXファイル_mat
- Materials(フォルダ)
- Textures(フォルダ)
が生成されています。これら4つを削除すれば、再度Modoの出力ボタンを押して即座に書き出すことができます。FBXをHierarchyにドラッグ&ドロップすれば、
えらくちっちゃく読み込まれましたので、スケールをXYZとも「100」にしました(Modoで100倍してから書き出してもいいですね)。しかし、やっとテクスチャ付きでなんとかUnityに読み込まれました。ノーマルマップもしっかり反映されているようです。
まとめ
できるだけ最短で問題が生じても多少のことは気にせずに、Unityに持ってくる事だけを目標にやってきましたが、なんとかUnity上に現れました。発生した問題や、もっとよりよくするためのテクニック、そのほかのツールとのやりとりについては、今後も「蟲籠式」としてMEMOしていこうと思います。
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、Unity, Unity Netcode for GameObjects, CakePHP, Laravel, ZBrush, Modo, Adobe Substance 3D, Adobe Firefly, Xcode, Apple Vision Pro, Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。