3D Print : XYZ PRINTING ダヴィンチ 1.0 Pro を試す(準備編)

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この9月に入って、ようやく3Dプリントを試してみる事ができました。CAD系ではなく、ZBrushで作成したフィギュア系の3Dオブジェクトを使って印刷を試してみます。

3Dプリンタは、XYZ PRINTINGの「ダヴィンチ 1.0 Pro 」です。手頃な価格なので、3Dプリントを試すにもちょうどいいかもしれません。

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準備

さて、3Dプリントを試すにも、まず何を買ってどうすればいいのか。迷いながらも色々試して行ったことをMEMOしておきます。

プリントしてサポートを除去するところまでで使ったもの

3Dプリントしてサポート(宙に浮いてる箇所をプリントするのに必要な土台のような部分)を除去するところまでの作業で使ったものをリストしてみました。使うものはこの先増えて行くかもしれませんので、使ったものが増えたら随時追記していこうと思います。

ハードウェア

備品

ソフトウェア / データ

  • ZBrush 2019.1.2(または ZBrushCore 2018.1)*1
  • Blender 2.80(FBXをSTLにデータ変換のためだけに使用。ZBrushから直接STLを作成することも可能)
  • STLデータ(今回はZBrushからFBXで書き出し、BlenderでSTLに変換したものを使用)
  • XYZmaker Suite(のうちのXYZprint)
  • XYZware Pro(ダヴィンチが接続されているWindowsにインストールされている状態。Mac版XYZprintで作成した.3w形式のファイルを開く)

*1 Wacom Intuosとのバンドルあり(おそらくZBrushCore2018に無償アップグレード可)

失敗対策アイテム(「3Dプリント編」関連アイテム)

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仕上げ作業アイテム

※ 3Dプリント出力後の作業用に準備したものについては、「仕上げ編」にて詳しく記載しています。

という感じです。工具は実際には日本製高級プラモ用ナイフやサンドペーパーなど色々買いましたが、サポートの除去作業は、この先端がカーブして尖っているハサミが一番使えました(素材がPLAだったからというのもあるかもです)。デリケートな部分はハサミよりニッパーでゆっくり切った方が安全でした。そのほかのものは、今のところ使っていません(この先使うかもですが)

フィラメントをセットアップ

フィラメントを購入したものの、一体どのようにプリンタにセットアップするのか。ダヴィンチ PRO 1.0は、他社製のフィラメントも扱えるようなのですが、最初はどう考えてもダヴィンチ専用で試すのがいいですね。カートリッジとフィラメントを別々に購入しているので、カートリッジを開けてフィラメントを取り付けるところから。

  1. ダヴィンチ専用カートリッジですが、片側は開けられそうな面があるのですが、もう片側がなかなか開けにくいです。
  2. もう一方の側面は、中央あたりを押すと開けられます。
  3. フィラメントをカートリッジに取り付け、穴から通し、付属しているチップを向きに気をつけながらつけて、閉めてロックします。
  4. ダヴィンチ本体の上蓋を開いて、抑えを外し、フィラメントが出ている方を右側にして、取っ手を持ちながらカートリッジを装着。
  5. カートリッジ装着部分付近手前側にに小さな穴があるので、そこからフィラメントを通し、左手でつまみをつまんで、右手でスルッスルッとフィラメントをホースの中へ押し込んでいきます。
  6. もう動かなくなるくらいのところまで押し込んだら、左手のつまみを外して、抑えを取り付け、上蓋を閉めて完了。(上蓋が少し空いてたりするとエラーになるので気をつけて)

3Dプリンタの故障の備えて

今のところ、数回の印刷を試した限りでは消耗による機械的な故障や不具合などは起こっていませんが、1度の印刷でかなりの稼働時間である点など考えると、電子部品などのスペアを備えておくのが良さそうです。

電子部品のオンライン販売のアールエスコンポーネンツでは、他社製フィラメントやその他の3Dプリント関連用品フラットケーブルなどの商品も幅広く取りそろえがあります。

次のMEMOでは、実際に3Dデータを出力した記録を残していこうと思います。