「Adobe Flash Professional」が名前を変えて「Adobe Animate CC」になるそうです。
これは大きなニュースです。「Flash」という言葉が「Flash Player」を指すのか、動画コンテンツを作るツール「Flash Pro」を指すのかが、よくも悪くも混乱を招いていました。なんでもかんでも「Flash」と名付けてブランディングしていた時代の名残。人類が誇ったその高度な文明が、遅ればせながらやってきたブラウザの進化によって焼き払われ、現在では悪い風評も強くなり、「Flash」というと「使ってはいけないのではないか?」という誤解すら生むようになっていました。
「Flash Pro」をこよなく愛してきた僕としては、名前が変わってよかったと思います。中身は今後も進化が期待できます。Flash Proは、放送用のアニメやスマホアプリ、HTML5なども作れる優れたツールです。お絵描きするにも、素材作るにも、AIで作ったイラストを動かすにも、とても扱いやすいものですので、「Flash Player」の影響を受けて悪い方向へ流れる必要はもともとなかったものなんです。
新しい「An」の時代に期待します。
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A.e.Suckさんの記事
※ A.e.Suckさんには、ぜひ新Animateの機能や使い勝手などについてレビューしてもらいたいところですね。
ICS池田さんの記事
※ 「Adobe Edge Animateとの統合という勘違い」については、Edge Animateは”製品として”は開発終了となったわけですが、アドビとしては、この分野の需要を製品としてFlashProベースの新Animateに一本化したということでしょうね。そういう意味での統合だと思います。
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、CakePHP、Laravel、Unity、ZBrush、Modo、Adobe Substance 3D、Adobe Firefly、Xcode、Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。