メインとなるドメイン(example.com)をDNSゾーンでインスタンスに割り当てているとして、後から全く新しいドメイン(example2.com)も同じインスタンスに割り当てた場合、SSLも設定したいですが、UIがないのでMEMOです。(LightsailのBitnami環境の例です)
- まず、「ドメインとDNS」で「DNSゾーンの作成」にて、example2.comを追加し、「割り当て」で、example2.comと*.example2.com(すべてのサブドメイン)をexample.comがアタッチしているインスタンスと同じリソース(インスタンス)にアタッチしておきます。(example3.comもあるなら同様に)
SSL設定中に、www付きをどうするかの設定があるのですが、上記ですべてのサブドメインの設定をしておかないと、途中でエラーになるので、上記は設定を開始する前にやっておきます。エラーになった場合は、設定が完了しませんが、上記を設定後に、再度設定を開始すれば、最後まで行けるようになると思います。
- ssh接続し、
sudo /opt/bitnami/bncert-tool
を実行すると、対話式でセットアップが開始されます。Domain list []:
となったら、「example.com example2.com example3.com」と半角スペース区切りでドメインを入力。※ WPセットアップ時などに自動でSSLがセットアップされている場合など、既存のexample.comにすでにSSLがセットアップされていた場合、ここでセットアップしたものが優先される形になるようで、example.comを含めておかないとメインのドメインのSSLが外れてしまう模様。なので、ここでは改めて全てのドメインをスペース区切りでまとめてセットアップする必要がありそうです。既存に「追加」する形があるか調査中。 The following domains were not included: www.example2.com
→ Y(ここでnにすればサブドメインの件は関係ないかも)www.example3.com
. Do you want to add them?Enable HTTP to HTTPS redirection [Y/n]:
→ YEnable non-www to www redirection [Y/n]:
→ nEnable www to non-www redirection [y/N]:
→ yDo you agree to these changes? [Y/n]:
→ YE-mail address []:
→ (任意のメアド)Do you agree to the Let's Encrypt Subscriber Agreement? [Y/n]:
→ YSuccess
最後、Press [Enter] to continue:
と言われて、Enterすれば完了。
一応、Lightsail公式ドキュメントでもこのやり方の記載があるので。
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、Unity, Unity Netcode for GameObjects, CakePHP, Laravel, ZBrush, Modo, Adobe Substance 3D, Adobe Firefly, Xcode, Apple Vision Pro, Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。