ついに本日、日本時間2015年9月17日未明に Xcode 7とiOS 9が一般に正式リリースされました。無償で入手可能なはずです。(beta版としては少し前から7.1βが入手可能です)
Build
7A220
Posted Date
Sep 16, 2015
SDK
iOS 9
OS X v10.11
watchOS 2
MacのApp StoreでもXcode 7が入手可能になっています。
これはつまり、Xcode 6.4(Swift1.2)はもうダウンロードできない、ということにもなりますかね。Xcode 7からはSwift2になるので、既存のSwift1.2プロジェクトを開くとエラーが多発する恐れがあります。そのような場合は、今日急いでダウンロード&インストールせずに、6.4のままある程度キリのいいところまで仕上げて、ここぞというときに覚悟を決めてバージョンアップしましょう。しばらくエラー処理の日々が続きます(自分が悪いわけでもないのに)。
心配な方は、Xcode6.4を7に上書きするのではなく、6.4はしばらく残しておいて、別途7.1のbeta版をインストールして運用するのもいいかもしれません。Time Capsuleを使って、プロジェクトフォルダ単位で過去の状態に戻せるようにしておけば、万が一の場合、Xcode6.4であればビルドできる状態に戻すことができる可能性があります。(僕は、その形で何度か助けられたことがあります。SourceTreeなどのバージョン管理ではうまく戻れないことがよくありました)いずれにしてもビビりながらです。
いずれはXcode 7にしていかねばならないわけですが、今回特にSwiftでプロジェクトを作ってきた方は慎重に。
新しい環境ではいくつか問題の起こる仕様変更等があり、Xcode7ユーザはそれに対応しなければならないと思います。新しい仕様をネガティブに捉えているわけではありませんが、ときにそれを回避しておきたいこともあるかと思います。そんなときに役立つかもしれないので、過去にMEMOしてきたことをもう一度リストしておきますね。
ちなみに、iOS9に関しても本日リリースされてます。こちらも一般ユーザ向けにリリースされています。(今インストール中)
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、Unity, Unity Netcode for GameObjects, CakePHP, Laravel, ZBrush, Modo, Adobe Substance 3D, Adobe Firefly, Xcode, Apple Vision Pro, Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。