UnityでiOS用アプリを作る際のMEMOです。UnityでiOS用にビルドするとXcode用のプロジェクトを書き出しますが、そこでSwiftで書いたコードを呼び出せたら、iOS標準の機能をUnityから使えるようになる可能性が出てきますね。
Swiftで書いた「設定」を開くメソッドをUnityのC#からコールするサンプルプロジェクトを以下においておきました。Xcode13, Unity2020.3.23f1で動作確認済みです。(iOS Simulator向けに書き出したXcodeプロジェクトも含んでおきました)
Unityプロジェクトについて少しだけMEMOを残しておきます。
Assets/Plugins/iOS
内に「SwiftPlugin.swift」「SwiftPlugin.mm」を入れます。それぞれのコードは以下の通り
SwiftPlugin.swift
SwiftPlugin.mm
「CallSwiftTest.cs」で CallSwift()
を定義して、ボタンなどからコールします。
CallSwiftTest.cs
Swiftのコードで書いた内容がどこまで使えるかといった実験はしていませんが、上記例の「設定を開く」こと自体はできて、Appleの審査にも通ったので動くは動くと思います。
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、Unity, Unity Netcode for GameObjects, CakePHP, Laravel, ZBrush, Modo, Adobe Substance 3D, Adobe Firefly, Xcode, Apple Vision Pro, Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。