昨年作ったAIRアプリの紹介です。
Flashビデオに字幕をつけるためのツールです。
Captioning System for FLV「虫カゴチキン野郎1.0」と名付けました。
虫カゴがチキン野郎なわけではなく、虫カゴ製の「チキン野郎」というアプリです。
字幕用に翻訳された原稿をXML化し、そのXMLデータに対して、表示する時刻を打っていくだけのツールです。
Flashについてる標準のFLVPlaybackCaptioningコンポーネントに対応していて、
基本的には、Timed Text (TT) XML形式のXMLを扱うように作っています。
仕上げたデータは、テンプレートに従ってXML化するので、好きなようにカスタマイズできます。
字幕を表示するタイミングというのは、まさに見た目の気持ちよさが必要で、とても人間的なタイミングです。
そのタイミングを何度もプレビューしながら、リプレイしながら、探っていくのです。
自分の手作業の効率を上げるために、自分専用アプリを作ってから作業する。これです。
AIRはそんな自分専用アプリを作るときに持ってこい環境だと思います。
「パソコンは使うものではなく、身にまとうものなのです。」
# あ、これ自分専用なので配布していません。
字幕付けたいビデオある方は虫カゴまでご連絡くださいませ!
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、CakePHP、Laravel、Unity、ZBrush、Modo、Adobe Substance 3D、Adobe Firefly、Xcode、Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。