Adobe Director 12.0 とりあえずどんなものか

スポンサーリンク

なななんと!あのMacromedia(現Adobe)第一次黄金期、まだインターネットが普及し始めた頃、CD-ROM向けアプリのオーサリングツールとして世界を焼き払ったといわれる『Director』の最新版『Adobe Director 12.0』が突然リリースされたようです。
これは全く予想だにしなかった出来事です。なぜこのタイミングで、この豊富な機能アップを繰り広げたのか。しかもDirectorで。やはり、Adobeが本気でGamingに力を入れている証か。
ただ、ちょっとウレシイのは間違いないです。

とにかく、その新機能を見ると、ちゃんとこのアプリの開発を現代向けにやっていた人がいたのね!という思いでいっぱいです。新機能といっても平成生まれの方から見たら、すべてが新機能といってもいいわけで、しっかり現代のOSでその機能を確かめてみてほしいところ。

Adobe Director 12.0 / 機能

また、僕が最も注目した点は、現在のアドビでこのリリースがあった事(11.5とかもアドビですが)。
今のアドビにおいて、EOL(開発終了が確定したアプリの事)ではない製品は、このように突如進化する可能性を持っているという事です。あの製品やこの製品にも期待が高まります。(おまえもこい!SoundEdit16!)

とはいえ、十分なテストは行われていないだろうという事を念頭に置いて(そんな状態でも驚かないようにして)、Director12をやれるところまでやってみました。

新機能のうち、なんといっても「iOSデバイスワークフローへの新規パブリッシュ」が魅力的。つまり、iOS用アプリ開発が可能になった事。

どこまでいけるかやってみました。

追記:僕の環境ではいろいろと余計なトラブルが起きましたが、僕の周りの方々によるとWinもMacもすんなり行くようです。なので、ここの記載は悪い方のケースだと思ってくださいませ。

追記(2013.02.13):なぜか昨日あたりから体験版へのリンクがなくなっているような気がします。。
Adobe IDでサインイン後、こちらからダウンロードできます。

Adobe is changing the world through digital experiences. We help our customers create, deliver and optimize content and applications.

  1. とにかく体験版で試してみます。Directorのサイトから「体験版」をクリック。

  2. 「413」!いきなりかい!(ブラウザタイトルのJRunという文字もなんかウレシイ)

  3. こんなのは余裕で回避します。ブラウザをSafariからFirefoxにしてリトライ。先に進めるようになるので、トライアル版入手に必要な情報を入力。(403は、「Safariをリセット」の「すべてのWebサイトデータを削除」でも解決する事があると思います。)

  4. おお、しっかり日本語版のトライアルもある!

  5. おお!ReadMeまで日本語化してるとかエラい!(というか普通!)

  6. むむむ、壊れている。。。

  7. ディスクイメージからHDにコピーしてもダメだ。。

  8. こんなのは余裕で回避します。英語版のトライアルを入手。

  9. ローカライズ版でダメなものは、英語版で試すのはお約束です。

  10. むむむ、こいつもか。

  11. こんなのは余裕で回避します。環境を変えるとキタコレ。(製品ではなく、インストーラの問題とみて別のMacへインストーラをコピー。OS 10.8.2の環境から10.7.5環境へ。するとインストール作業ができるようになる。インストール作業後、Applicationフォルダにインストールされたアプリそのものを元の10.8環境に戻す、という邪道。)

  12. インストーラが起動できるようになったので「体験版をインストール」。

  13. 順調にインストール完了。

  14. 体験版として、いよいよアプリ起動。

  15. スプラッシュスクリーンどーん。(うっすら期待してたあいつは出なかった)

  16. おー、起動した。ちょっと前のFlashみたいなパネル群。いろいろドッキングしてる。

  17. 新規作成すると、これまたなつかしの「スコア」「キャスト」「ステージ」。「エクストラ」「ビヘイビア」なんかも。Flashのいろんな名称の由来がDirectorのものから来てる事もわかると思います。

  18. 「ペイント」のこのテンテンテンな感じも懐かしい。

  19. キャストをステージにドラッグ&ドロップしてスプライトをトゥイーンアニメーションさせる。これぞDirector。今でも、Flashよりわかりやすいだろ、コレ。

  20. さて、iOS書き出しどうなってるんだろか、とパブリッシュ設定を確認。
    「iOS プロジェクタ」www、「プロジェクタ」って名称にこだわってますねぇ。

  21. iOSタブを確認。プロビジョニングプロファイルやサイニングを指定し、いよいよパブリッシュ!

  22. むむむむむ?「Xcodeの非プレリリースバージョン」だと?プレリリースバージョンなんかではないはずだけど。。。

  23. 「iOS Projector への書き込みエラー」。。。。

すいません、これわかりません。トライアル版だからか、邪道なインストール方法だったからか。エラーメッセージからも推測できません。。Xcodeとの関連性が強いエラーっぽいので、これも環境を変えてやってみるといけるかも。追記(2013.02.17)環境を変えたら行けました。最下部の追記欄を。

最後の最後で肝心の書き出しができませんでしたが、トラブルっちゅうもんは解決すればなんとかなるもんなので。トライアル期間中に回避策が見つかったら、このMEMOをアップデートしようと思います。

他にも試してみたい機能がてんこ盛りですが、30日間では無理です。
そしてなぜ、Creative Cloudの仲間に入れたげないんですか!アドビさん。。

追記(2013.02.17)↓↓↓

やはり邪道な環境ではなく、もともとインストールしたMacOS 10.7.5環境でiOSプロジェクタのパブリッシュをしてみました。iOS Dev Centerにすでに登録しているプロビジョニングプロファイルを極力変更したくないので、そのプロビジョニングプロファイルに対する証明書ファイルをこのマシンにも読み込んで、このマシンでも同様にパブリッシュができるようにします。こういったトラブルのために、普段使用しているMacから別のMacで試してみたりする場合は、”MUSHIKAGO APPS MEMO : 2台目のMacのXcode:「Valid signing identity not found」”の手順で証明書ファイルを読み込みましょう。

  1. 使用するプロビジョニングプロファイルに対応する証明書を読み込んだMac OS 10.7.5(もともとインストール作業を行ったMac)にすると、iOSタブ内の「アプリケーションサイニングID名」という欄でDeveloper用のサイニングが選択できるようになりました。
  2. この状態で、「パブリッシュ」を行ったら、ipaファイルが無事に書き出されました!しかも、AIR for iOSよりも書き出し時間が短い(気がする)!(環境を変えたらうまく行った、というわけですが、なぜ前の環境でうまく行かなかったのかは解決してません。。)

  3. iPhone構成ユーティリティで接続したiOSデバイスにインストールしてみます。

  4. ぬおー!Directorの初iPhoneアプリ!「Di」アイコンが勝手についたー!

  5. 起動すると全画面表示でトゥイーンが再生された!

しかも!!このトゥイーンが最後まで行ったら、ループする事なく即座に終了。ここでプチンと終了するところも、なんだか懐かしいDirectorっぽさがありますね!

そう、最後のフレームに
on exitFrame me
go to frame 1
end
を書かないとプロジェクタが終了しちゃうわけです。

ここで誰もが口を揃えて言うんでしょ?!Lingo完全に忘れてる〜〜!と。

追記(2013.02.18)↓↓↓

Windows版、確認しました。だいたい予想はできてましたが、iOSプロジェクタ書き出しはできないですね。。これはちょと残念。(ちなみに、FlashのAIR for iOSなら開発自体はWindows版でもできます。)

追記(2013.02.19)↓↓↓
Director12で作ったと言われるiOSアプリ「Rally Point 3」をBlog右側(PC表示時)の「記事関連 iOS APPS」欄に入れておきました。

追記(2013.02.20)↓↓↓
Directorの巨匠高木さんがDirecrot12トライアル版でプロジェクタ書き出ししてみた動画のようです。TAKAGISM NICOLAS@home for Macromedia K.K.

[embedplusvideo height=”327″ width=”400″ standard=”http://www.youtube.com/v/lOqHS_OKB3M?fs=1″ vars=”ytid=lOqHS_OKB3M&width=400&height=327&start=&stop=&rs=w&hd=0&autoplay=0&react=1&chapters=&notes=” id=”ep8388″ /]

2013.05.14 追記 先日確認したときは値段出てなかったのですが、ついに値段が表示されて買えるようになったようです(最後まで確認してないですが)

Director12 アップグレード料金(42000円)

Director12 製品版料金(140000円)

東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ システムズ)に入社。Quality AssuranceやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。最近は、ZBrush、Xcode(Swift)、Firebase、Unity、Adobe Creative Cloud関連にフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。

コメント

  1. やっすぃ より:

    Xcodeが必要と言う事は、Win版ではiOS上で動作出来るデータは出力出来ないのですかね。
    最後の問題と評価版の公開一時停止が関係していそうな気がします。

  2. tshiraishi より:

    Windows版はどうなってるんでしょうね?未確認です。

    • まこりん より:

      iOSアプリ作成のことについては詳しくないのですが
      いろいろ、調べるとMac版のみ対応とありました。
      この事だったのかな?
      もっとも、dir12が発売されなければ
      元も子もない話ですけど…

  3. まこりん より:

    今日アドビストアでdir12を購入しようとしたら、エラーになったので
    カスタマに聞いたら、販売中止も視野に入れて検討中とのこと。
    いずれにしても、決定したら連絡はもらえるようには
    したけど、どうなってるのかな?

  4. tshiraishi より:

    むー、本当ですね。なんとか購入できないかトライしましたが、こりゃ日本以外の住所を持っていないと購入できなそうな雰囲気ですね。

    最終的に購入できないのでやらない方がいいですが(アドビストアに障害をもたらすだけになるかもなので)、アドビサイト最下部のにある地域をUSとかに変更すると、Directorの製品サイトにストアのボックスが現れます。そこで英語版を選択してカートに入れる事ができるようになりますが、住所が日本なためか、最後の最後で注文エラーになります。

    住所がUSであれば先に進めるかもですが、もし購入できたとしても、選択できるのが英語版かフランス語版なので、日本語の体験版や日本のアップグレードとしてシリアル番号が通るかはわかりません。

    開発が終了したわけではないと信じて、いつの日か、純粋に日本のストアで購入できる日が来るといいですね。

    これで「短けえ夢だったな・・・」となってしまうのは、ここまでローカライズしたDirectorがもったいなすぎるし、悲しすぎる。

    • tshiraishi より:

      事情に詳しい方に聞いてみたところ、「国内販売準備&体験版配布再開まで待っててほしい」とのことでした。準備が整ったら再開される事を期待して、ここは待ってみましょう。

  5. ついに値段が表示されるようになってカートが入れられるようになったので、もしかしたら買えるようになったかもです!
    http://www.adobe.com/jp/products/director.html

  6. notp より:

    せんぱい〜!
    先ほどこうてみました。アップグレード版。
    ちょっと高いけど小遣いで。42000円某。