それでは、GitHub.comにある(よそ様の)Titanium Mobileのプロジェクトをコピーして自分のTitaniumのプロジェクトとして開く事をやってみます。
exampleとして
Creative Camp 2013 example. Contribute to mushikago/ImgToFB development by creating an account on GitHub.
こちらのサンプルの実際の動作を録画したものをアップしました。こんな感じ。
http://vimeo.com/mushikago/imgtofb
ForkしてCloneしてImport
- https://github.com/mushikago/ImgToFBを開きます。
- まず、このexampleのコピーを自分のアカウント上に持ってきます。この作業をフォークと言います。フォーク後は、自分のレポジトリ上にあるので、何も気にせず自由に修正を加えていきましょう。右上の「Fork」を押します。
- フォークが開始されます。フォークぶっさしてコピー機でコピーしてる絵ですかね。
- 自分のアカウント上にコピーが作られました。「mushikago」というアカウント上にあった「ImgToFB」というレポジトリのコピーが「mushikago2」上に作られました。
- GitHub for Mac(GitHub.app)を見ると、GITHUB.COMの自分のアカウント(ここではmushikago2)に、フォークしたレポジトリが現れています。「Clone to Computer」を押して、このソースをMac上にダウンロードしましょう。GitHub.com上にあるレポジトリをローカルに落とす事をCloneと言います。
- Titaniumのワークスペースを選択して「Clone」を押しましょう。
- ローカルに「ImgToFB」というTitaniumのプロジェクトフォルダがダウンロードされました。
- Titanium Studioを起動し、ダウンロードしたTitanium MobileプロジェクトをImportします。「File > Import …」を選択。
- Importダイアログでは、「Titanium」フォルダを開き、「Existing Mobile Project」を選択します。
- 対象となるプロジェクトフォルダを選択します。
- 無事に読み込む事ができました。
フォークしたものに修正を加えてみる
- ソースコードになんらかの修正を加えてみましょう。
- GitHub.appのChangesを見てみます。
- Commit Summaryに概要を書いて「Commit」ボタンを推し、「Sync Branch」を押してGitHub.comへ反映させましょう。
これでForkしたものをベースに、自分のプロジェクトとして作業する事ができるようになりました。
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、CakePHP、Laravel、Unity、ZBrush、Modo、Adobe Substance 3D、Adobe Firefly、Xcode、Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。
コメント
[…] GtiHubレポジトリのフォークについては、製品は違いますが「Titanium : GitHub上のプロジェクトをForkして開く」の中でも少し触れていますのでご参考に。 […]