Slackは、チャットと掲示板の中間くらいのコミュニケーション手段で、整理しながら会話するにはちょうどいいツールだと思います。一時的にチームを編成したような場合でも、いつも使っているメアドでそれ用だけにアカウントを作れるので、変に繋がりすぎないSNSという感じですね。
ここでは、Slackを初めて使うようなケースで「Slackの招待状をお送りしました。」と言われた後、そのメールを受け取ってから、テスト投稿するまでの手順をスクリーンショットを添えながらMEMOしておきます。
まずSlackアプリをダウンロードしておきましょう
Slackを使う状況はいろいろあるかと思いますが、ここではWindowsパソコンをメインにSlackを利用する前提としておきます。
Windowsで、Slackのトップページにアクセスし、メニューの「プロダクト」から「Slackをダウンロード」を選びます。
すると自動的にWindows版のSlackアプリをダウンロードする画面に遷移します。
ダウンロードしたアプリは一度起動させておきましょう。ここでは、Slackの招待状を受け取る側の設定で進めますので、起動させた後は特に何もしないでOKです。次に招待状のメールを確認します。
招待状メールを確認
Slackに参加する際に、そのチームを作成する人にメアドを伝えていると思います。そのメアドに「Slack <feedback@slack.com>」という差出人から、「○○_から、Slack_でやり取りするために招待されました」という件名でメールが届いていると思います。これがいわゆる招待状メールです。
招待の仕方としては、メールの他にURLリンクがあります。メアドを知っている場合であれば、このようにメールでの招待状を受け取る形になりますが、それ以外にメアドを知らない場合やFacebookのような別のSNSで招待を受け取るような場合では、招待用のURLを共有されるケースがあります。その場合は、リンク先のWebページで、メアドを入力するとそのメアドに認証コードが送られてくるので、そのコードを入力することで次のステップに進めます。
メール中央にある「今すぐ参加」をクリックすることでブラウザが開き、チームに参加するステップへと進めます。このスクリーンショットでは、「アベンジャーズ」というチームに参加する画面を例にしています。wXXXXX.slack.comというのは、そのチームのURLで、アプリを使わなくてもブラウザ上でSlackを利用できますが、ここでは先ほどダウンロードしたアプリを使う前提で書いておきます。
そのチームに参加する際に使う表示名と今後再度サインインする際に必要なパスワードを設定しておきます。パスワードは忘れないようにブラウザに保存するなど工夫しておきましょう。
これで、このワークスペースに入るために使う「アカウント」が作成されました。Slackは少し変わっていて、こうしてワークスペースひとつひとつにアカウントを作成していくことになります。
たいていのブラウザではこのタイミングで、インストール済みのSlackアプリを起動するかどうか聞いてきます。「Slackを開く」を押して、このURLとアプリを紐付けます。(チェックボックスをオンにしておくと次から自動的にSlackアプリを開くようになります)
Slackアプリが起動される
ブラウザでアカウントを作り、ブラウザからアプリを起動する流れで、最初にインストールしておいたSlackアプリを起動しました。招待されたチームにはこれで参加済みです。
#general、#randomという初期時に存在するチャンネルがありますが、今回の案件に特化した特別なチャンネルがもうひとつ設けられていると思います。
左側にあるチャンネルエリアからそのチャンネルを選び、テストでなんか書いてみましょう。メールと違って、書き込んだ発言はいつでも消せるし、後から修正もできます。最初はいろいろやってみるべしです。
環境設定で自分の設定
Slackアプリの画面上の方にあるアイコンを押すとメニューが出てきます。その中にある「プロフィールを編集」と「環境設定」は最初に少し覗いてみましょう。
プロフィールを編集
「プロフィールを編集」では、表示名を修正したり、アイコン画像をつけたりできます。アイコンはパソコン内にある画像を設定できますので、設定しておきましょう。
環境設定
状況によっては、ここにあるスクリーンショットのように日本語表記になっていない場合もあるようです。もし日本語表記に変えたい場合は、環境設定の「言語&地域」で変更しましょう。
また、ここだけは最初にやっておくといいのは、通知スケジュールです。Slackの最大のメリットと思えるのですが、「オンラインだけど今は作業中なのですんません!」という意思表示でログインしておける点です。ホテルで清掃して欲しくない時にドアノブにかけておく「DO NOT DISTURB(邪魔しないで:起こさないで)」です。私的空間をアピールできます。閉店時刻から開店時刻を設定しておくことで、その間の通知が来なくなります。遠慮なく対応したくない時間帯は設定しておきましょう。
以上、最初の設定までのMEMOでした。今後も時々SlackについてのMEMOを書いておこうと思います。
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、CakePHP、Laravel、Unity、ZBrush、Modo、Adobe Substance 3D、Adobe Firefly、Xcode、Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。