【追記:(2016.03.09)】アップルさんの証明書が期限切れとなって発生しているトラブルの件については、こちら↓です。(2016年バレンタインデーあたりから)
(以下、元の記事)
AdHoc用の書き出しを行おうとした時の事です。
すんなりいくと思いきやこんなエラーが出てしまいました。
Failed to locate or generate matching signing assets:
Xcode attempted to locate or generate matching signing assets and failed to do so because of the following issues.
Your account already has a valid iOS Distribution certificate
….
環境は、Xcode6.1.1をインストールしつつ、Xcode6.2のbeta4を同時にインストールしてあり、ベータ版の方を使用していた状態です。
Your account already has a valid iOS Distribution certificateというエラーが出てサブミットできない時
を見て、リネームして試すも僕の場合はダメでした。ローカルが悪いのかとも思い、「キーチェーンアクセス」にて「鍵」でソートし、iOSがらみのキーを全て削除して、Xcodeの方をリフレッシュしてもダメでした。
その後、以下の二つを試したところ、うまくいったのでここにMEMOしておきます。このエラーのすべてがこの方法で解決すると限らないし、certificateを削除する事で他のところで問題が起こることもありうるので、十分注意して、最終手段的にお試しを。
iOS Dev Centerの「Certificates, Identifiers & Profiles」にて、対象となるCertificatesを「Revoke」ボタンを使って削除します。(AdHoc版書き出しもProductionのCertificatesを使っていたので、ここではProductionのものを削除しています。)
次にXcodeのPreferencesのAccountsの対象となるApple IDの「View Detail」にて、iOS Distributionを追加し直します。(古いものが残っていたら一度削除して、もう一度きれいな状態から追加し直したほうがいいです。)
これで、XcodeからのリクエストによってCertificatesが作成されて、上記のエラーメッセージが出なくなり、無事にAdHoc版のipaが書き出せるようになりました。
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、Unity, Unity Netcode for GameObjects, CakePHP, Laravel, ZBrush, Modo, Adobe Substance 3D, Adobe Firefly, Xcode, Apple Vision Pro, Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。