ついにこの日がきました。Macromedia Directorの販売が終了します。やはりこの日付中(2017年2月1日)に何か書かねば、ということで日付が変わる前に急いで書いてます。
発表があったというブログはこちらですね。おまけでContributeも販売終了します。
そこで、本当に買えないのか、と普通にアクセスできそうにもないAdobe内の奥の方にあるDirectorのページにアクセスして購入しようと試みたところ、年間サブスクリプションも購入できそうな感じ。おそらくここでもうしばらく購入できるでしょう^^;
Shockwave Playerも今のうちに落としておかねば、ということでダウンロード。Director12のトライアル版もまだ落とせました。
ついでにインストール。
なんだか、インストールなんかあっという間で、初期のFlash(Future Splash)くらい軽く感じます。
そして、探しに探しまくって、なんと僕が初めてWebページを作った頃のHTMLやらdcrやらsplやらが出てきました!
早速、再生を試みるも、Flashは何の問題もなく動くものの、Shockwaveは一部ダメ、、データが大きいファイルを先読みするために小さなムービーを先に表示するテクニック、いわゆる「ローダームービー」のところで止まり、メインのコンテンツが見れない状態でした。。初めて作ったタロちゃんゲーム「Big!! Challenge!」ができなかったのが悔しい。。
なんとか見れたムービーをキャプチャしときました。再生速度が速いのとBGMがループしない問題があるものの動いた!21年前のムービーだと?!恐ろしい。。。
Shockwave Xmas 96 from mushikago on Vimeo.
そして、さらにShockwaveで作ったオーディオプレイヤーも動作しました!swaという現在のmp3の技術が出てきて最初に世界にネット上のストリーミングオーディオとして普及させたのが、このShockwave Audio(swa)でした。この「.swa」という拡張子は、そのまま「.mp3」に書き換えれば、現在もmp3として再生可能です。昔作ってネットで公開していた曲が流れたww
こんなに素敵なことをさせてくれていたDirectorが事実上のEOL(エンドオブライフ)を迎える日がくるとは。。もう悲しいったらありゃしないですね。昔、同じようにDirectorで楽しんだみんな、今日は泣きましょう。
そして、ひと泣きした後は、こちらに参加して新しいDirectorやContributeを迎え入れましょう!僕はこの「Macromedia Rare Items」というFacebookページの管理人もやっております^^懐かしいアイテムをみんなでシェアしましょう。
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、Unity, Unity Netcode for GameObjects, CakePHP, Laravel, ZBrush, Modo, Adobe Substance 3D, Adobe Firefly, Xcode, Apple Vision Pro, Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。