以前は、ちゃんとストアにあったはずのiOSアプリにアクセスしたところ、
アイテムを利用できません
ご希望のアイテムは、現在日本の Store ではご利用いただけません。
というダイアログが出て(Mac上でサイトにアクセス後、iTunesが起動しこのようなメッセージが出る)、アプリにアクセスできない状態になっていたりした場合、
考えられる一つのこととして、そのアプリのデベロッパープログラムの期限切れの場合があります。ストアにアプリを載せる場合、そのアプリに紐付いているデベロッパープログラムは、しっかりライセンス料を払って生かしておかねばなりません。
そのアプリのデベロッパーアカウントでApple Developer Programのメンバーセンターへサインインしてみましょう。
Your Developer Program Membership has expired.
という表記が画面上部に警告されていたら、デベロッパープログラムの期限切れです。「Renew Membership」を押して更新しましょう。(と書きつつ、2016年9月1日現在 1$=125円というレートです。おそらくもうちょいしたら、日本円ではもう少し安くなると思いますので、急がないならもうちょい待ってもいいかも)
「Renew Membership」を押すと、オンラインストアのページが開かれ、再度サインインを求められます。ここで、先ほどのデベロッパーアカウントと同じAppleIDでサインインしましょう。(異なるAppleIDでサインインしてしまっていないか要注意です)
以前の情報が表示されます。クレジットカードのセキュリティコードは、再度入力の必要があると思います。(2016年9月1日現在、税別11,800円、、)
支払いが完了すると「ありがとうございました」と表示されます。プログラム料金を支払えば、それ以外はなんらかの作業をしなくても自動的にストア上のアプリが復活するはずです。が、この作業直後に復活するというわけではありません。反映されるまで数時間かかると思います。(夜作業して朝復活してるくらい)
プログラムの更新は、年に1度ですので、自分の(あるいはそのデベロッパーアカウントの)更新時期がいつ頃だったかをだいたい覚えておくといいと思います。
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、CakePHP、Laravel、Unity、ZBrush、Modo、Adobe Substance 3D、Adobe Firefly、Xcode、Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。