Fabricについてはまた改めて書くとして、Fabricのβ版配布機能がApple製TestFlightよりも便利なので、よく使っています。Xcode 6.4 でiOS8用に作っていたシンプルなアプリにFabricのCrashlyticsだけ組み込んでβ版配布していたのですが、Xcode 7(beta5)にした後、アーカイブして今まで通り配布しようとしたところ、
linker command failed with exit code 1 (use -v to see invocation)
とビルドエラーが出るようになってしまいました。どうも利用しているフレームワークが関連しているケースが多いようです。
Build Settings>Build Options>Enable Bitcode
の値が「Yes」になっていたのですが、「No」にしたところビルドできるようになりましたのでMEMOしておきます。(ネット上では、「Yes」にせよとあったのですが今回のこの場合はNoにしたらエラーを回避できました。)
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ システムズ)に入社。Quality AssuranceやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、CakePHP、Laravel、Unity、ZBrush、Modo、Adobe Substance 3D、Adobe Firefly、Xcode、Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。