MacBook Airの内蔵ストレージがパンパンになってきたので、その環境を残しつつ、Xcode 6を試しに使ってみるための環境作りMEMOです。
容量は少ないものの Thunderboltに対応したHDDでそこそこ手を出してもよさそうな値段ということで、BuffaloのHD-PA500TU3 の在庫処分的なのが安くなってたので購入しました。
もうすぐ2TBの上位版 BUFFALO ミニステーション Thunderbolt&USB3.0用 ポータブルHDD 2TB HD-PA2.0TU3 が発売されることもあって安くなってるのでは。こういうこと、よくあるのですが、この数日間も待ってられないので、今日時点で在庫ありの古いものを買いました。
この手のHDDは数ヶ月であっというまに古くなるので、その時点での最新情報を確かめるようにしましょう。僕はこのシリーズが好きです。
HDDを起動用ディスクとしてフォーマット
まずはHDDのフォーマットから。Thunderboltで接続します。
アプリケーション>ユーティリティ>ディスクユーティリティを起動します。
左側のデバイスのリストから接続した外付けHDDをクリックし、「パーティション」タブを開きます。パーティションのレイアウトから「1パーティション」を選択します。名前をつけて、フォーマット欄で「Mac OS 拡張(大文字/小文字を区別、ジャーナリング Mac OS 拡張(ジャーナリング)」を選択します。そして、「オプション…」ボタンを押します。
(※ 追記:2014.07.10 後にAdobe製品をインストールする場合「「大文字と小文字が区別されるドライブへのインストールはサポートされていません」エラー」という仕様による問題が生じるため、「Mac OS 拡張 大文字/小文字を区別」は選択しない方がいいでしょう。アドビ製品は画像作成などで必要になってきますもんね)
「GUIDパーティションテーブル」を選択してOK。
「適用」ボタンを押すと確認ダイアログが出るので「パーティション」ボタンを押して、初期化。そのダイアログにもありますが、HDD内のデータは消えますのでご注意を。
わりとあっという間に初期化は完了し、パーティションマップ方式が「GUIDパーティションテーブル」になっていることが確認できると思います。(すぐに反映されない場合は、一度ディスクユーティリティを終了して再度みてみましょう)
Mac OS(Mavericks)のインストール
現時点(2014.07.08)で最新のMac OSは、Mavericksなので、それをインストールします。次世代のMacOS Yosemiteのβ版がすでに開発者向けにリリースされていますので、それをインストールしてみてもいいのですが、Xcode 6のβを試したいので、ここではOSはリリースされている安定したものにしておきます。
App StoreでMac OSを検索しましょう。「os x」で一番最初に出てくると思います。
ダウンロードボタンを押してApple IDとパスワードを入れればダウンロードが開始されます。「購入済み」でダウンロード状況が確認できます。
しばらく放置して、テレビでも見てると、ダウンロードが終わってインストール画面が立ち上がります。
手順に従ってインストールしましょう。
同意します。
インストール先のディスクを選択する画面になったら、ここで注意です。現在起動しているOSをアップデートするわけではなく外付けのHDDにインストールするので、「すてべのディスクを表示…」を押します。
先ほど初期化した外付けHDDが現れますので、それを選択して、「インストール」ボタンを押します。
管理者のパスワードを入れ、
インストール作業を開始します。あとは画面の手順に従って、初期セットアップをすれば完了です。
ちなみに、電源ボタンを押したあと「Optionキー」を押したままにしていると、起動するディスクを選択できます。
Xcode 6 betaをインストール
これも現時点(2014.07.08)での最新版「Xcode 6 beta 3」をダウンロードしてインストールします。
上記の情報が古くなったとしても、発表後のβ版はいつも同じあたりにあると思います。
iOS Dev Centerにログイン後(ほかのDevCenでもいいですが)、この辺りにβ版へのタブがあります。
スクロールして少し下がると、Xcode 6 beta 3「Download Xcode」というボタンがあります。
dmgがダウンロードできますので、ダブルクリックして、
Xcode(βマーク付きのアイコン)をアプリケーションフォルダにドラッグアンドドロップすれば完了です。
一番最初の起動は少し時間がかかりますが、これでまっさらなMacOS上に、Xcode 6 Betaを使用できる環境が整いました。
以上、ここに記載のバージョンはすぐに古くなると思いますが、手順自体はだいたいこんな感じだと思います。
東京造形大学卒業後、マクロメディア(現アドビ)に入社。QAやテクニカルサポートマネージャーとしてFlash、DreamweaverなどのWeb製品を担当。独立後、2007年に虫カゴデザインスタジオ株式会社を設立。2021年東京三鷹を拠点に。最近は、CakePHP、Laravel、Unity、ZBrush、Modo、Adobe Substance 3D、Adobe Firefly、Xcode、Firebaseにフォーカスしています。モバイルアプリ開発情報を主としたブログ「MUSHIKAGO APPS MEMO」の中の人。