MUSHIKAGO APPS MEMO

Adobe MAX 2017(ラスベガス) 基調講演 メモ

2017年10月18日(日本時間19日未明)、ラスベガスでAdobe MAX 2017が開催されまして、そのキーノートをざっとメモしたものです。日本からライブで観てショットしたものを貼っておきます。

Attend in person in Los Angeles, CA or join us virtually. Learn, be inspired, and connect with others. Conference is Oct 10–12, preconference is Oct 8–9.

Twitterでは、現地に行ったMAX野郎たちのツイートが状況等を網羅してます。ハッシュタグは#MAX野郎 がわかりやすいかな。

キャプチャ撮り損ねましたが、最初の方に

があったかな。Captureは特に面白そうで、スマホのカメラで検知した書体をAdobe Senseiが解析して、その書体で、デスクトップアプリのテキストに反映させるといったことをやってました。あとでやってみる系。

まずは、Xdですね。デザイン、プロトタイプ、シェアの3つがキーワードな製品です。何年かけてBetaだったことか。ようやく正式版ということですね。

超広大なワークスペースを高速表示できるのも特徴ですね。

CCライブラリに対応したことで、アドビ製品間のやり取りがぐっと向上。

CCライブラリを介してPhotoshopに行き、編集した内容が即座にXdに反映される、といったCCライブラリならではの作業もできるようになりました。

Assets Panelで共通の色をいっせいに変更するデモ。

実機でリアルタイムプレビュー。

今日から使えるとな。ベータが長かっただけに、だいたい知ってた機能がキチンとリリースされました、ということですね。

Project Felixも一瞬登場。→追記:これ勘違い。昨年のMAXで登場した「Felix」がつまり、Dimension CCということですね。

そして、なんか新登場的に現れた、いにしえのアプリ、Dimension CC。(追記:確認したところ、大昔に存在していた Adobe Dimensions とは全く別の新登場アプリとのことです。名前が被ってるだけと。ちなみに、いにしえの方は「s」がつき、新製品の方は「s」がつきません。)

Adobe Stockから3D Assetsを取ってきて、

3Dグラフィックを制作。

背景のパースに合わせてカメラの角度を変えるといったところで、Adobe Senseiが活躍。まさかDimension x Adobe Senseiのコラボの時代がくるとは。(上記に追記したとおり)

これも今日から使えると。

続いて、Adobe Spark。クールな動画を数多くのプラットフォーム向けに、チャチャッと作っちゃうもので、これもあとで試したくなるやつ。

Lightroomも。自動タグ付けとか魅力的。データはどのくらいをいくらくらいで保管できるのだろうか。

そして歌う人(Adobe Jason CC 2018)。新機能は頭に入ってこず。

かろうじて、このデモだけ。製品内で360度をプレビューできるのがよさそう。

Character Animator CCが一瞬現れた。

そして、ざーっと勢ぞろい。元マクロメディア製品なんて、ここのDwとAnのアイコンでのみ登場。

で、MAXで発表することで盛り上がるのということで、Adobe Sensei。普段は、小人さん過ぎて、アプリ内ですんごい働きをしてても知ってもらえないので。

ステージで叫ぶ人のあとで、クールさが増す。

実はこんなにいろんなところで活躍してるんだぞ、というリスト。

そしてAdobe Senseiの開発中のデモ(追記:画面では見にくいですが、未来のPhotoshop CCですね、これ)。音声入力で問い合わせて、そのリクエストに合わせて近い素材を即座に表示。

手書きのスケッチだって、画像解析しますぜ。自動タグ付け、そこに何があるかリスト。

イメージに近い画像を顔の角度ごとに並べてリストアップ。

それをXd的なUIで自動レイアウト。

先生にお願いして自動マスク。

それぞれのパーツについて、関連のある素材にリンクしているような図。

iPhone用のレイアウトを作って、と先生にお願いするとやってくれる、と。もうそんな未来がそこまで来てます。

人物素材を瞬時に別の角度の顔に変更。同様の処理(マスク)もされたまま。

男性に変えたりもして。

最後は「とにかく先生はすごいぞ。全製品にこの技術を活かすぞ。」という基調講演でした。PhotoshopやIllustratorの新機能紹介を網羅するだけで終わらなかったところはよかったですね。

ちなみに、現地では、何もお土産はもらえなかったようです。